花岡事件ノート　清水　弟　秋田書房　1976年　改定第2刷

序・花岡事件　上田満男／目次／花岡事件ノート参考図A・B

1．花岡事件・30年の壁

418人／全員赤痢／補導員／強制連行／改修工事／木箱／診断書／同国人／蜂起計画／
暗い夜／白い道／獅子ケ森／広場／日本刀／非常召集／地方民／どんぶり／横浜裁判／華人特配／キセル
ひとくわ運動／作文集／不再戦／四分の一／小兵大人
戦後／証言（上）／証言（下）／資料／取材を終えて／補遺

2．取材ノート

札幌への旅／花岡を訪ねて／沈黙の村々／やぶの中／不幸な分裂／加害者の被害／418人／敗戦前夜／戦争は分からない／

3．対談・際限のない営みのなかで　清水弟・野添憲治

蜂起した中国人たちの行方／問題意識の発端と成長／戦後派の立場から／民衆の戦争責任をめぐって／罪の意識の問題／被害者の努力と加害者の忘却／戦後30年史の無知と風化／残っていなかった真実の痕跡／戦争を知らせない大人たち／“花岡”と“ナチ”の場合／国家がその罪を償わない時は

4．劉さんが訴えたこと

あとがき

参考：こんな本もあります。＝花岡事件の人たち―中国人強制連行の記録 (現代教養文庫) 野添憲治著　1995年