関山和夫   せきやまかずお

一九二八年愛知県に生まれる。
著書に「安楽庵策伝」(青蛙房)「説教と話芸」(青蛙房)「中京芸能風土記」(青蛙房)「寄席見世物雑志」(泰文堂)「日本の古典芸能9・寄席」(編著・平凡社)「説教の歴史的研究」(法蔵館)など多数。
著作活動のほかに、名古屋で落語研究会「含笑長屋」を主宰し、話芸研究に従う。
昭和三九年、著書「説教と話芸」にて第一二回日本エッセイストクラブ賞受賞。
日本芸能史(話芸史)の研究に説教を導入する研究方法をはじめて提唱して、高く評価される。
東海学園女子短期大学教授、同朋大学講師。(「説教-埋もれた芸能史からの招待」プロフィールより

説教-埋もれた芸能史からの招待  小沢昭一 関山和夫 永 六輔 祖父江省念 風媒社 1974年4月刊